2011年1月2日日曜日

昭和の大女優、高峰秀子逝く!


新しい年を迎えいかがお過ごしですか。

昨年は日本映画にとっていい年でしたね。

でも、昭和の大スター、名優が逝きました。


池部良、小林桂樹、池内純子、など。

そして、12月28日には、昭和の大女優、高峰秀子が

逝きました。86歳でした。

でこチャンの愛称で親しまれ、彼女の人生そのものが

昭和の女優史ですね。

北海道函館に生まれ、ステージママの下で、1929年、東宝「母」でデビュー。

天才子役といわれ、一家の家計を支えてきた。

やがて、大女優へと成長、

当時としては珍しくフリーでしたが、松竹の木下恵介監督との作品


「二十四の瞳」「カルメン故郷に帰る」「喜びも悲しみも幾く年月」と、

名作で大女優への道を。

個人的には、成瀬巳喜男監督の「浮雲」が高峰秀子の最高の演技だと思う。

映画の他に、エッセイストとしても、活躍しました。


二度と現れない女優でしょうね。

これからも、多くの日本映画ファンに彼女の作品を観てほしい。


ご冥福を祈ります。