2010年10月26日火曜日

98歳の新藤兼人監督の「一枚のハガキ」


東京国際映画祭のコンペティション部門の

日本代表作品に新藤兼人監督の

「一枚のハガキ」が。


98歳でいまなお、映画を撮る続けている監督。

その姿に感動しますね。

最近の新藤監督は戦争と平和を一つのテーマにしている。


今回の作品は監督にとって、最後のメッセージにしたいという。


主人公は監督自身がモデル。

主人公、松山はある兵士から、「ハガキは読んだと妻に伝えてほしい」と、


一枚のはがきを渡される。

ハガキを書いた友子は夫と家族を亡くし、貧しい農家で暮らしていた。

監督は、「兵士が一人死ねば、残された家族も玉砕するということを

伝えたかった」という。

さらに監督は「今の私たちは戦争で犠牲になった人たちの上に立って生きている」



主演は豊川悦司、大竹しのぶ。


この作品から、監督の平和に対する気持ちを感じる。


公開は来年か?

2010年10月21日木曜日

アニメは日本の文化、1位は「ルパン三世」!

今や、アニメは日本の文化です。

欧米での日本のアニメの人気は絶大なものがありますね。

日本人の器用さと、独特の伝統文化が見事に融和したのでしょう。

さて、あなたはアニメでどの作品が好きですか。

あまりにも多すぎて迷うでしょうね。


このほど、映画雑誌、キネマ旬報が映画史上における

アニメ映画のベストテンを発表しました。


それによりますと、

1位は「ルパン三世 カリオストロの城」でした。


この映画は宮崎駿が初めて監督した作品なんですね。

公開当時とキャッチコピーは

「巨大な城が動き始める!影の軍団が襲ってくる、生きては帰れぬ

謎の古城でついに巡り合った最強の敵」でした。


ルパン三世を宮崎駿が監督したんですね。


そして、2位は「風の谷のナウシカ」

3位は「となりのトトロ」

と、宮崎作品が日本アニメの上位を占めています。


実写では表現できない部分をアニメは表現しているんですね。

2010年10月12日火曜日

昭和の大スター、池部良逝く、



日本の昭和に映画史を語るのに欠かせないスター、

池部良が逝った、92歳。

92歳とは大往生であるが、映画ファンにとってはさびしい。

池部良は万年青年だったから。

デビュー当時から晩年までさわやかな青年のイメージを

持ち続けた俳優も珍しい。

1941年に、「青い山脈」でデビュー。

当時33歳の池部良が18歳の高校生を演じた。

これはすごいよ。


僕にとっては、小学生のころ観た、1950年の「暁の脱走」が


強烈な印象として残っている。

確か、ラストシーンで逃走する池部良と山口淑子の二人が

後ろから、拳銃で撃たれて倒れるシーンは、忘れられない。


そして、川畑康成の「雪国」で岸恵子との共演。


高倉健との「冬の華」など、


知的な役からアウトローまで、幅広く演じてきた。


彼の才能は俳優としてだけではなく、作家としても、評価されている。


甘いマスクとスマートさは永遠です。

もう一度観たい作品


「暁の脱走」

「雪国」

「冬の華」

2010年10月8日金曜日

着物の似合う女優は吉永小百合?岩下志摩?


秋も深まり、冬ももうすぐ

女性の皆さんはこれからは、お呼ばれなど、

着物でお出かけの機会が増えますね。

映画を見ていると、日本の女優の着物姿の美しさに

うっとりします。

どんなハリウッドの大女優でも着物は似合いません。

着物は日本女性を最も美しく魅せるものなんですね。


さて、あなたは女優さんの中で一番着物の似合う女優は

誰と思いますか。


女優の好みもありますが、

私は昔の女優では東映時代劇の女優さんは皆素敵でした。

中でも、千原しのぶ、花柳小菊、高千穂すずる、


現代では、吉永小百合さんが一番でしょう。

そして、岩下志麻、高島礼子さんがベスト3かな。


着物の似合う条件として、


あまり背が高すぎても駄目ですね。

だから、今の若い女優さんはあまり、着物が似合わない。


着物の似合う高さは、160センチ前後。

この高さがベスト。


170センチ以上になるとだめですね。


映画で参考にするなら、「細雪」がお勧め。


4姉妹の着物の着こなしは大いに参考になります。


日本女性なら、ぜひ今年は着物で男性を魅了してください。