2011年2月21日月曜日

日本アカデミー賞に、「告白」!

日本アカデミー賞が18日に開かれ、

中島哲也監督の「告白」が作品賞に選ばれた。

いちも、」思うことだが、日本のアカデミー賞はなんと、地味なことよ。

本場ハリウッドとはいかなくても、もっと華やかに演出できないのだろうか。

あまりにも地味すぎる。

テレビの中継もできない。

映画ファンから、かけ離れすぎているよ。


それだけ、権威がないのだろうか。


まだ、キネマ旬報のベストテンに負けている。


せっかく、日本映画が息を吹き返してきたんだから

華やかに演出してよ。


「告白」は妥当だけど、「悪人」も良かったね。

その代わり、主演男優に「悪人」の妻夫木聡、

主演女優に、深津絵里さんが選ばれた。


ところで、米アカデミー賞の授賞式が27日に!

2011年1月2日日曜日

昭和の大女優、高峰秀子逝く!


新しい年を迎えいかがお過ごしですか。

昨年は日本映画にとっていい年でしたね。

でも、昭和の大スター、名優が逝きました。


池部良、小林桂樹、池内純子、など。

そして、12月28日には、昭和の大女優、高峰秀子が

逝きました。86歳でした。

でこチャンの愛称で親しまれ、彼女の人生そのものが

昭和の女優史ですね。

北海道函館に生まれ、ステージママの下で、1929年、東宝「母」でデビュー。

天才子役といわれ、一家の家計を支えてきた。

やがて、大女優へと成長、

当時としては珍しくフリーでしたが、松竹の木下恵介監督との作品


「二十四の瞳」「カルメン故郷に帰る」「喜びも悲しみも幾く年月」と、

名作で大女優への道を。

個人的には、成瀬巳喜男監督の「浮雲」が高峰秀子の最高の演技だと思う。

映画の他に、エッセイストとしても、活躍しました。


二度と現れない女優でしょうね。

これからも、多くの日本映画ファンに彼女の作品を観てほしい。


ご冥福を祈ります。