今年、亡くなった俳優の森繁久彌さんに
「国民栄誉賞」が贈られる。
生きているうちにあげてほしかったね。
日本を代表する俳優であることは間違いない。
大衆芸能の分野で初めて、文化勲章を受章したのも
森繁さんである。
俳優であり、歌手であり、ミュージカルスターであり、
エッセイストであり、喜劇からシリヤスなドラマまで
なんでも一流にこなす人。
こんな役者はもう出ないね。
森繁さんの「人生がそのまま、昭和芸能史なんです。
ぼくは、映画スターとしての森繁さんが一番好きだ。
「夫婦善哉」
「駅前シリーズ」
「社長シリーズ」
など、喜劇役者としてのイメージが強いが
「海峡」
「小説・吉田学校」
ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」がすきだね。
いまは、DVDで観れるいい時代です。
若い人に、森繁作品を観てほしいね。