2010年3月20日土曜日

日本映画の名優、高峰秀子


かつての大スターもスクリーンから遠ざかると

さびしいものですね。

時々、あのスターは、女優はどうしているかと思います。

その一人に、高峰秀子がいます。

日本映画史に残る大女優ですね。

1924年生まれですから、85歳。健在です。

5歳で子役でデビュー。

子役から大女優になったのも、珍しいのです。

でこちゃんの愛称で親しまれ、天才子役といわれました。

日本映画で初めてカラーの映画が51「カルメン故郷に帰る」

めずらしいストリッパーの役でした。

僕が子供のころ、感動したのは、54「二十四の瞳」ですね。

その、小豆島のロケ地や学校が残っているのはうれしいですね。


成瀬巳喜男監督の「浮雲」も好きな作品です。


その、高峰秀子も1979年木下恵介監督の「衝動殺人 息子よ」を

最後に引退したのです。


引き際も大女優らしいですね。


でも、エッセイを多数発表したり、「私の渡世日記」など、

ベストセラーも残しています。

その彼女の作品をDVDやビデオで観ることができるのも

いい時代なんでしょう。


日本映画のファンなら、永遠に忘れることのできない大女優です。