2010年4月25日日曜日

女優の不倫、有馬稲子の場合


女優、有馬稲子。

好きな女優でしたね。

知性と美貌を兼ね備え、岸恵子、久我美子と

「にんじんクラブ」を結成して、映画界からバッシングを受けた。

昭和の映画史を語る上に欠かせない女優です。

その有馬稲子も78歳、そんな彼女をみたいとは思わないけど、

新聞に連載の記事で、若い時の不倫の告白をした。

これは、私にとっても映画ファンにとっても衝撃でした。

あの、市川昆監督との不倫。予想もしなかったこと。

それも、彼の子供を宿して、堕胎していた。


彼女は21歳、新人の女優、

市川昆は「女房と別れるから、結婚しよう」といった。
それが、7年も続き、有馬稲子は中村錦之助と結婚した。

そのときも、市川昆は結婚をやめてほしいと言った。

そんな、身勝手な男の行為が今でも許せないという。

男は間違っても「女房とは別れるから、結婚しよう」とは、

言ってはいけない。

「女房とは別れられないけど、君が好きだ」ぐらいにしておけばいい。

有馬稲子の映画では

「彼岸花」
「波の塔」
「森と湖のまつり」
などが好きだね。

市川昆監督の作品は「華々しき一族」です。

2010年4月23日金曜日

家族の絆を知る映画「僕たちのプレイボール」



スポーツは好きですか・

野球は好きですか?

お父さん、子供とキャッチボールしてますか。

このところ、スポ根映画が多いのですが

この映画はちょっと違う。

「僕たちのプレイボール」

野球を通して、家族の絆を描いた作品。

アメリカで暮らす少年はメジャーリーガーの投手を父にもつ。

少年のアメリカのリトルリーグで頑張っている。

ところが、父が方を壊し日本への帰国を決意する。

ここから、家庭の絆がほころび始める。

少年は帰国子女として、なかなか日本の社会に溶け込めず、いじめにあう、


そんな、家庭の抱える悩み、絆、少年の夢など

この、家族で観るには、お勧めの映画ですね。


監督は三村順一
    吉田栄作、羽田美智子、少年に「小原裕貴」




公開は5月15日です。

2010年4月16日金曜日

北野武がカンヌに嵐をおこす!「アウトレイジ」



北野武監督はなぜか、日本よりも

海外での人気が高い。

特に。フランスでの人気はすごいですね。

フランス芸術文化勲章も受章しているんですよ。

今の日本を知るには北野作品を観ることが一番だという。

その、北野監督の最新作が5月のカンヌ映画祭で

コンペティション部門に出品されることが決まった。

またまた、カンヌで北野武が嵐を巻き起こす気配だ。


今度の作品は「アウトレイジ」。


北野武自身が暴力団組長を演じ、凄惨な組同士の争いが描かれている。

やくざを描いた作品としては「その男、凶暴につき」がありますね。


その原点に戻って製作したという。

コンペ部門への出品は52回の「菊次郎の夏」以来。


さて、カンヌでどのような反応が起こるか興味深いですね。

ちなみに、カンヌ映画祭は
5月12~23日。

日本での公開は6月になりそうです。

2010年4月13日火曜日

邦画らしい邦画「ヴィヨンの妻」DVDで



いつも映画館で映画を観るとは限らない

たまには自分ひとりで、自分の部屋で

好きな映画をDVDで観るのもいいね。

おすすめDVDは最近観た映画の「ヴィヨンの妻」

昨年は太宰治の生誕100年ということで

太宰の作品が映画化された。

学生時代はかなり、太宰に魅了されて、作品を読んだ。

彼の小説の中で描かれる男は破滅的で女にも生活も

だらしのない男が多いけど、

なぜか魅かれる。

女性の皆さんもそうだと思う。


この、ヴィヨンの妻は

小説家の男が借金をして愛人を作り、家庭を顧みないのに

妻は大きな心で優しく包み込む。

だが、決して弱い女ではなく、彼女は強く魅力的なんです。


夫婦とは何か
男と女とはないか

この、だらしのない小説家の男と耐る妻の関係から

男と女のいろいろなヒントが浮かび上がる。

だから、太宰の作品に、みんなひかれるのです。


太宰といえば、暗いイメージだけど、本当は明るくユーモアに富んでいることが

わかる。

彼は、きっと癒しをずっと求めていたのかもしれない。

このヴィヨンとはフランスの詩人、フランソワ・ヴィヨンからとったという。


この「ヴィヨンの妻」を観て、つくづく日本映画の良さがわかる


監督が根岸吉太郎だもの。

主演の松たか子と浅野忠信が実にいね。

酒を飲みながら、自分の部屋で観る?

2010年4月8日木曜日

映画「のだめカンタービレ」の上野樹里




こないだ、映画「のだめカンタービレ 最終楽章」の

完成記念の集いが行われた。

この映画は、多くの若いファンに支持されており

主演の上野樹里にとっては、間違いなく代表作になる

映画ですね。

僕は読編syタイルは好きでないが

「のだめ」はよくできている。

「のだめカンタービレ 最終楽章」は完結編。

大好きな千秋と距離を置くことになった天才ピアニスト(のだめ)が
演奏面でも壁にぶち当たりながら苦悩する姿を描く。


公開は17日から。


上野樹里は、次回のNhkの大河ドラマの主演も予定されており

勝気な感受性の強い上野樹里がどんな成長を見せてくれるか

楽しみですね。


先ずは、「のだめ}を観よう。

2010年4月5日月曜日

今、注目の女優と女流監督、満島ひかり


今年また、一人の女優がぱっと、桜のように

花開いた。

それが、「満島ひかり」

平凡そうで平凡でない、存在感のある女優です・

このひと、小さいころから映画やドラマに出ていたんです。

出身は、女優の宝庫、「沖縄」

祖母がフランス系アメリカ人という、クオーター。

小さいころから、アクターズスクールでレッスンを受け、

少女ユニット「フォルダー5」で活躍していた。


そんなとこは、黒木メイサと同じですね。


「モスラ2」で子役の抜擢、

ドラマは「ウルトラマンマックス」でデビュー。


そのご、テレビドラマ、映画など、地味だがかなり、こなし

力をつけてきた。


その彼女の魅力を最大限に引き出したのが


女流監督の「安藤もも子」

なんと、俳優、奥田英二の娘。

今年最も注目されている女性の監督。

映画は「カケラ」

満島ひかり、演じる女子大生が心のかけらを取り戻すまでを描いた作品、

彼女は化粧もせず、湧き毛も剃らず、体当たりの演技をしたという。


不思議な存在感を感じさせる女優が女流監督の手で誕生させた。



日本映画が、ますます魅力的になってきた。
映画「カケラ」は3日公開されています。

2010年4月2日金曜日

女優は舞台で演技を磨く、仲間由紀恵


日本のスターはテレビで人気が出る。

ハリウッドのスターは舞台で腕を磨く、

英国の俳優は舞台からスクリーンへ

だから、日本のスターももっと舞台で演技を磨いてほしい。

あの黒木メイサも最初は舞台だった。
こういうスターは演技もしっかりしている。

私の好きな、仲間由紀恵もやっとそれに気がついたらしい。


女優の仲間由紀恵が4年ぶりに舞台に立つ、

来年2月から上演の「テンペスト」。

初めて、男女二役の美女を演ずる。

舞台は琉球王朝時代。
国を救うために男と偽って、王宮に身を投じたエリート高官の

波乱の人生を描いた物語。


男女二役という難役に挑戦している。

故郷、沖縄が舞台だけに本人は張り切っている。


原作は沖縄生まれの池上永一。
監督は「TRICK」などの羽原大介。

共演は山本耕次。


ぜひ、舞台で仲間由紀恵の生の演技をぜひ観てみたいね。