2010年7月13日火曜日

演劇界の革命児、「つかこうへい」さん死去!「蒲田行進曲」など



日本演劇界、映画界の革命児と言われた

つかこうへいさんが亡くなった。62歳。

早すぎますね。

日本演劇界でつかこうへい時代を築いた革命児。

肺がんで亡くなった。

本名はミム・ボンウン。在日韓国人である。

名前のつかこうへいは、いつか公平な時代が来るように、

字の読めない母の為に、いつか公平を「つかこうへい」とつけた。


学生時代から演劇活動を続け、

東京都北区と、行政と初めてタイアップして、「つかこうへい劇団」を

立ち上げた。


そして「蒲田行進曲」「熱海殺人事件」など、数々の名作を

発表した。


また、きびしい演技指導でも知られ、

沖縄の無名の16歳の少女、黒木メイサを舞台の主役に抜擢、

その他、広末涼子や石原さとみなど、

多くの女優、男優を育てたのです。

つかさんは、亡くなる前に遺書を残している。


「僕の遺骨は日本と韓国の間に散骨してほしい」と。


在日韓国人の苦労をバネにここまで歩んできたと思う。

彼の作品は演劇界、映画界に永遠に残るでしょう。